マクロライドとは
マクロライド系抗生物質とは、抗生物質として使われる薬物の総称のことをいいます。抗生物質は今や当たり前に処方してもらえるポピュラーな薬です。マクロライド系は、一般的に副作用は少ないと言われており、病院での処方も子供から老人まで多く処方されているそうです。作用は、最近のタンパク質合成を阻害することで、この働きにより、感染症の治療に用いる場合が多いのです。中にはエリスロマイシン、クラリスロマイシン、ロキシスマイシンをはじめとして、さまざまな疾患に対して処方されています。副鼻腔炎などの治療の際にはこれらの員環マクロライド系の抗生物質が処方されることが多いのです。投与量は少量のものです。少量の投与によって、気道分泌抑制で副鼻腔炎のつらい痰の症状を抑えることが出来るからなのです。優れた殺菌作用を持つ、安全な薬物ではあるけれど、他の薬物との相互作用に関する注意は必要です。新作用研究会などの研究発表にも注目したいですね。
マクロライド系
抗生物質が発明されて、人間の寿命は延びたと言われるほど、画期的な薬物として今も多くの疾患に対して投与されます。マクロライド系もその中の一つです。副作用も、ペニシリンほど重篤な問題は少ないようなので、これで副作用が出た場合にマクロライド系を処方することもあるようです。呼吸器や軟部組織などの感染症に適応しているようです。たとえばエリスロマイシンは呼吸器系の感染症に関して効果を持ち、梅毒やクラミジア、淋病などの性感染症にも有効です。同じくクラリスロマイシンは、気管支炎の憎悪、肺炎、皮膚感染症などに効果があります。一般的な風邪症候群にはマクロライド系抗生物質の効果はありませんが、先ほどあげた感染症への投与ですぐれた効力を発揮するのです。構造式などもネットで見る事が出来ますので、参考にしてみるといいと思います。
マクロライド系抗生物質
昨年は病気ばかりが重なってしまった。原因不明の高熱が続いたときも、内科で抗生物質を処方された。この抗生物質がマクロライド系だったかは覚えていないが、続いて、どうも鼻の調子が悪く耳鼻科へ行くと、副鼻腔炎の診断でマクロライド系の抗生物質を処方された。効能である殺菌作用以外の作用を持つので副鼻腔炎や慢性気道感染症などにはかなり効果があるという。COPDの急性憎悪予防に対する可能性なども調べられているようだ。薬を飲む時には必ずどんな薬か自分で調べてから飲むようにしているのだが、副鼻腔炎で処方されるのは少量であるようだ。量が多いからといって、効果があがるとかの問題ではないようだ。本来の殺菌効果というよりも、気道の炎症、つらい痰を抑えてくれるらしい。とりあえず、この抗生物質をしばらく飲み続けることになりそうだ。でもこれがかなり楽になったのだった。マクロライドさまさまという気分である。
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2018年09月12日現在、12時11分11秒。